【イベント報告】JSIP Lounge vol.82
JSIP Lounge vol.82「Powering AI: Southeast Asia’s Data Centre Race」を開催しました
2026年9月17日(木)、One&Co Singaporeにて「JSIP Lounge vol.82 | Powering AI: Southeast Asia’s Data Centre Race」を開催しました。
今回も多くの皆さまにご参加、ご協力いただき、ありがとうございました。

今回のテーマは、AIブームを支える「データセンター」。
AIそのものというよりは、AIを実際に動かすために必要な電力、土地、建設、冷却、資金、政策といった物理インフラに焦点を当てた会となりました。
会場には、DAIKIN、大成建設、大林組、豊田通商、村田製作所、長瀬産業、NTT docomo、JPX、MAY Planning、JETROなどの皆さんが参加。
そこに、AirTrunkをはじめとするデータセンター関連企業、エネルギー・電力、投資家、スタートアップ、政策・公的機関の方々も加わりました。
データセンター事業者だけを集めるのではなく、建設、冷却、通信、電力、金融、政策と、それぞれ立場の異なる人が同じ場に集まってくれました。

冒頭のKick-off Sharingは、大成建設のClaudiaさん、田中さんにお願いしました。
大成建設が掲げる「WE BUILD THE FUTURE IN THE REAL WORLD」を軸に、AI需要拡大によるGPUサーバーの増加、空冷から液冷への移行、それに伴う漏水リスクや保険、責任分界といった具体的な論点を共有いただきました。

乾杯は、長瀬産業の増井さんに。
日本、欧州、そしてシンガポールでの経験を踏まえ、人、技術、ビジネスを国境を越えてつなぐことの大切さについて一言いただき、そのまま交流の時間に入りました。
会場では簡単なアンケート、「AIデータセンターはバブルか(1) ↔︎ 今後10年を支える基盤か(10)」も実施しました。
建設や空調、電子部品、通信など実際にAIインフラを支える立場の参加者ほど「基盤(10)」寄りの回答が多く見られた一方、需要自体は認めつつ、今計画されているデータセンターがすべてそのまま実現するわけではない、という慎重な見方も共通して見られました。
AIデータセンターは「バブルか基盤か」の二択ではなく、過熱した投資も含みながら、必要なものだけが残って社会インフラ化していく、という見方が今回の会場には近かった印象です。

JSIP Loungeには、パネルもピッチもありません。テーマは、あくまで人をつなぐための入口です。
今回も、冷却の話から電力の話へ、建設の話から運営の話へ、資本市場の話からインフラ投資の話へと、会話が自然に広がっていました。
同じ業界の人だけで集まるのではなく、普段は接点の少ない人同士が同じテーマについて話す。その結果として、新しい視点や次の接点が生まれることを、JSIPでは大切にしています。
次回もまた、普段は同じ部屋にいない人たちが出会う場を、JSIPとしてつくってまいります!
ご期待ください。

【次回開催予定】
JSIP Lounge vol.83
日時:2026年11月17日(火)
詳細が決まり次第ご案内いたします。