
◉ Concept/コンセプト
シンガポールを含む東南アジアへの事業展開を加速するプログラム
ー日本発のグローバルスタートアップを創り出す挑戦ー
JSIPは、2021年10月に設立した、日本と東南アジアを繋ぐ社会インフラを目指す「共創型プラットフォーム」です。日本からシンガポールを含む東南アジアに挑戦するあらゆる挑戦者をサポートして最速で結果に繋げるためのプラットフォーム機能を総合的に提供しています。
JSIP Acceleration Programは、東南アジアへの事業展開・新規事業立上げを目指すスタートアップ・事業会社に対して、現地市場の理解、およびテイラーメイドなパートナー候補の紹介を中心とした包括的なサポートを提供します。
◉ Program Position/ポジション
「海外視察型」「展示会型」のプログラムとは異なる、「成果創出型」のプログラムとして、現地市場の一次情報・事業経験、およびローカルネットワークを有するJSIPのアセットを結集し、提供しております。
1. 具体的な事業価値創造に繋がる、民間企業の提案・紹介
- 誰でも表敬訪問ができるような組織(政府系機関・大学等)を訪ねるのではなく、参加企業の事業ニーズを踏まえ、お互いにとって繋がるメリットを言語化した上で、民間企業のキーパーソンをご紹介します。
2. 現地投資家(VC・アクセラ等)へのアクセスを提供
- 日々のコミュニティ活動を通じ、通常ルートでは会うことが難しいVC・アクセラのキーエグゼクティブとの密な関係を構築しており、メッセージ一つで60社以上に対しプログラム協力要請や面談リクエストを出すことが可能です。
3. 事業立上げ支援ができる日本人・ローカルのプロフェッショナルを、参加企業のニーズに合わせ紹介
- 会社設立・人事・法務・財経・市場調査・許認可取得など、事業の初期立上げプロセスを支援できる現地在住日本人・ローカルのプロフェッショナル30名超をネットワーク化しており(JSIPエバンジェリスト)、信頼できる支援者をクイックに繋ぐことが可能です。
◉ Program Overview/プログラム概要
本プログラムは半年〜1年間の中長期的な期間の中で、下記7段階のアプローチを通じて東南アジアへの進出を支援いたします。
STEP 1 : 企業募集・企業選定
- 募集要件の設定や選考プロセスに弊社のプロメンバーがハンズオン参加し、現地市場の経験・新規事業ノウハウを踏まえて、参加企業を選定します。
- JSIPのバリュー:成果創出が期待できる熱量の高い参加企業を的確に選定することが可能です。また、選考段階で高い解像度で参加企業を理解する為、後工程の支援の質とスピードを高めることができます。
STEP 2 : メンターチームの結成
- 日本人•ローカルから構成される10-15名のメンターチームを業界・テクノロジー・スキルセットを加味して組成。個別企業それぞれのニーズに柔軟に対応しながら、進出の支援を一気通貫で実施。メンターには、VC・弁護士・会計士・人材エージェント・研究機関職員・スタートアップ創業者等様々な領域の専門家が含まれている。
- JSIPのバリュー:渡星前から日本への帰国後含めいつでもメンターに相談できる体制を用意する。専門家による壁打ち、パートナー候補・潜在顧客の紹介といった、海外進出において核となる支援を可能とする。
STEP 3 : 渡星前のインプットセッション
- 東南アジア市場の特徴や現地商習慣、事業立上げや組織運営の要諦などについて、渡星前にオンラインでインプットセッションを行います。
- JSIPのバリュー:現地の一次情報/事業経験を持つJSIPエバンジェリストが、講義型ではなく双方向型のインプットセッションを行います。参加企業はローカルコンテクストを理解した状態で現地プログラムに参加し、市場調査や事業開発を行うことが可能です。
STEP 4 : 渡星前ピッチイベント
- 東南アジア各国在住のJSIPの有識者(エバンジェリスト)に対して、オンラインで事業ピッチを行うことで、事業に関する壁打ち、パートナー企業・潜在顧客の紹介、資金調達機会へのアクセスを可能にする。
- JSIPのバリュー:渡星する前に仮説検証を行うことができるため、シンガポール滞在中の時間をより有意義なものに活用可能。JETRO Singaporeと共同でテーマ別に計9回開催(25社登壇)。渡星する前にネットワークを作れる点も好評。
STEP 5 : 現地でのインプットセッション
- STEP3の現地開催版。本セッションでは、海外進出に必要なテクニカルなナレッジを共有。(会社設立、人材市場の動向、資金調達に関するテーマを予定)
- JSIPのバリュー:業界別の有識者のみではなく、ソリューション別の有識者を有しているプラットフォーマーだからこそ包括的なサポートを提供可能
STEP 6 : 現地でのField Work
- 現地での滞在期間(5日想定)中は、事業計画の仮説検証を最大限行えるように参加企業が自由に用途を決められるField Workの時間をできる限り多く設ける
- JSIPのバリュー:パートナー候補、潜在顧客との商談の調整の支援や、必要に応じて商談に同行する等ハンズオンでの支援まで実行。希望者には、シンガポールのスタートアップが集まる場であるBLOCK 71や、大学のイノベーション機関であるNUS Enterprise等の現地施設・コミュニティへ案内し、イノベーションエコシステムを肌で感じられる機会を提供。
STEP 7 : 現地でピッチイベントを開催
- STEP 4の現地開催版。滞在期間の最終日に現地の投資家・政府関係者・ローカルのコミュニティ・現地事業会社にピッチを行うことで、事業プランを明確化し、東南アジア進出の足がかりとする。
- JSIPのバリュー:オーディエンスとなる候補者に関しては、JSIPのパートナー企業(JSIP Ecosystem Partner)を中心に呼びかけ、日本人のみならずローカルのプレイヤーに事業プランをインプットした後にネットワーキングを行うことで有意義なアウトプットが期待できる。
◉ Value of JSIP/JSIPの価値
本質的な支援を行うためには、「的確な支援者チームの組成」と「具体的な成果に繋がるアプローチの構築」の2点が重要であると我々は考えている。
- 的確な支援者チームの組成
- 下記の要素を兼ね備えたチームを組成する必要がある。
- 東南アジアの現地ネットワークや現地市場の理解を有していること
- 日本発スタートアップ・中小企業の現地展開支援の実務経験を保有し、成功のポイントや失敗パターンなどを熟知していること
- 現地での採用や拠点設置の実務経験を保有し、いつ、誰に、どのように働きかければよいかなどを心得ていること
- 東南アジア現地でイノベーションに従事する日本人有識者、及び東南アジアのローカルのプレイヤーを抱えるプラットフォーマーである我々JSIPだからこそ上記のチームが組成可能である。
- JSIPは東南アジアを拠点にする30名以上の有識者をJSIPエバンジェリストとして抱え、シンガポールを中心とする東南アジアで20超の政府系・公的機関、50超のVC・アクセラレーター、20超の事業会社との強固かつ広範なネットワークを保有
- また、JSIPは「日本と東南アジアを繋ぐイノベーションの社会インフラ」として、日本のコーポレート・スタートアップ双方のイノベーション創出を加速するプログラム・プラットフォームを構築・運営してきた実績も保有
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具体的な成果に繋がるアプローチの構築
上段に記載した7段階のアプローチを通して、渡星前、現地滞在期間、帰国後についても常時支援を行える体制を整える。
*東南アジア各国におけるJSIPパートナーの一覧
◉ Program Fee/プログラム費用
プログラム企画・調整・運営、そして、各パートナーへの謝礼を含めて、JSIPがトータルでオーガナイズします。プログラム費用は下記の通りとなっております。
◉ これまでの実績
2024年 広島県より受託
JSIP Impact Programに少しでも興味・関心があられる方は、まずは、プログラムに関する資料をお送りいたします。また、プログラム概要のご説明(実績含む)からさせていただきます。ぜひ、お気軽にお問合せ頂けますと幸いです。