2022年10月28日(金)、One＆Coにて、JSIPのフラグシップイベントであるJSIP Round Tableの2回目を開催致しました。第2回目となる今回のJSIP Round Tableでは、シンガポール・東京・オンライン会場と3つの方法でコンソーシアム企業/編集委員/エバンジェリストの方々約40名にご出席頂き、東南アジアにおける新規事業をテーマに実践的なディスカッションを行いました。
本イベント報告では、参加できなかったJSIPコミュニティの方々、JSIPへの参画をご検討頂いている企業様向けに、簡単にイベント内容のご紹介をさせて頂きます。次回開催時にご一緒できることを運営一同、楽しみにしております。
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Round Table（ラウンドテーブル）とは、会社、業界、部署、役職等が異なるメンバーが、数名単位で複数のグループにわかれ、立場を気にすることなく自由に、題目の内容に関して意見交換を実施するワークショップのことを指します。JSIPでは、編集委員、エバンジェリスト、協賛企業を対象に年に2回実施を予定しているものです。
新規事業の推進に不可欠な新しい考え方や気付き、仕組みなどは自分自身の中からだけで生み出すには限界があり、異業種や異なる文化的バックグラウンドを持つ人、立場の異なる方々との接点から、偶発的に生まれることが少なくありません。そこで、「新規事業を推進するための「実践知」の共有と習得」を目的として、このようなイベントを行うことにしております。
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Round table discussionでは、コンソーシアム企業から過去にお聞きした実際の現場課題の中から抽出した3つのテーマを軸に、各グループにて討議しました。
心理的安全性が担保され、本音ベースで前向きなディスカッションをして頂くことを大事にしている為、明確なグラウンドルールを設定し、共有させていただいた後ディスカッションに入っていきました。
第１回目のディスカッションのテーマ候補です。
前回のRound Tableを踏まえて、各個人・企業ごとにディスカッションをしたいテーマは異なるケースが多いため、今回は運営側が事前に用意させていただいた3つのテーマ以外でも自由にディスカッションが可能とさせていただきました。クローズドな場であった為、生々しい事例や具体名もどんどん飛び出し、あっという間に時間が過ぎました。
＜参加者のコメント例＞
・PoC/仮説検証を進めるための具体的ステップと注意すべきこととは？について議論し、中傷度が高いと共通認識に大きなズレが出るため、しっかりとテーマを定め、何を行うかをはっきり決めることが大事という結論になった
・情報収集の際、特にスタートアップと会話する際は自社がなにをオファーできるかを見せる必要があるが、それができている日系企業は少ない
・ローカルネットワークへの入り込みについて議論し、①単に知り合い→②仕事上の関係→③友人という形で関係をステップアップしていくことがポイントという認識を共有できました
2回目のセッションでは、JSIPの直近の活動を紹介した後、これからのJSIPに対する意見や期待を様々な角度でディスカッションいただきました。JSIPはコンソーシアム企業・編集委員・エバンジェリストの全ての皆様のサポートで成り立っており、皆でどのように良いものに昇華できるかについて議論いたしました。
＜参加者のコメント例＞
・日本人のみの集まりに加えて、シンガポールの日本人以外のスタートアップ企業とも知り合える機会があるとありがたい
・CVC側からのリバースピッチについて、JSIPのメンバーが練習の聞き役になって改善についてコメントするといったものもありがたいと思う
・今のトレンドを勉強するような場があってもいいかも
・CVC側からのリバースピッチについて、JSIPのメンバーが練習の聞き役になって改善についてコメントするといったものもありがたいと思う
・自社の海外駐在候補生とかにJSIPメンバーに海外のリアルを語ってもらうイベントの開催を希望
ディスカッション終了後は、One＆Coのラウンジスペースに場所を移動し、懇親会を行いました。ビールやサンドイッチ片手にディスカッションの続きをされる方、ネットワーキングをされる方など、参加者の方には思い思いの時間を過ごして頂きました。
東京会場も居酒屋にて懇親会兼二次会を開催しました！
様々な方のあたたかいご協力のおかげで、第2回Round Tableも非常に濃密かつ有意義なイベントとなりました。今回参加できなかった方々や、オンラインでご参加された方々は、是非次回は会場にてお会いしましょう。 JSIPでは、今後も月１回のペースで、東南アジアxイノベーションのテーマで交流やコンテンツ提供の場をお届けして参ります。 今後とも、どうぞよろしくお願い致します！